今となって、もう捨てきれない。
これから生きていくうえで、
歌は命 命は歌
18歳の春、こう言い切って幸子は歌手の世界へと羽ばたいた。
想い半途の31歳の若さで無念にもこの世を去ったが、まさに命を懸けた幸子の数々の歌は四半世紀を経た今も尚、その美しく爽やかな歌声で多くの人達を魅了し、世の中に燦然と輝いている。
紛れもなく希代の歌手であり、若い歌姫のままであり続ける幸子は 世代を越えていつまでも「幸ちゃん演歌」を私たちに歌い届けてくれることであろう。 --- 四幸会 八十八 ---